暗闇に浮かぶスクリーンの光は、ただの映像ではない。そこには文化を動かす力がある。僕はこれまで千本以上のアニメ映画を観てきたが、『鬼滅の刃』ほど“記録”と“記憶”を同時に塗り替えた作品はない。2020年の『無限列車編』は国内興収400億円を突破し、日本映画の歴史を変えた。そして最新作『無限城編 第一章 猗窩座再来』は、公開からわずか二か月で世界累計800億円を超える新たな金字塔を打ち立てている。
本記事では、歴代興行収入の全貌、第二弾(次章)の公開時期予測、上映スケジュール(いつまで観られるか)、来場者特典、そして4DXという新しい映画体験まで、一次情報と専門メディアのデータをもとに徹底解説する。映画評論家として十数年、この目で追い続けてきた経験を込めて、読者の「知りたい」をひとつずつ紐解いていこう。
鬼滅の刃映画の歴代興行収入と世界記録
『無限列車編』──社会現象の起点
結論から。『無限列車編』は国内407.5億円(リバイバル含む)で歴代1位を樹立。ここが“鬼滅現象”のゼロ地点だ。数字は興行通信社の永久保存データで裏取りできる(興行通信社:歴代興収ベスト100)。コロナ禍で客足が遠のいた劇場に観客を呼び戻した功績は、データを追ってきた身として何度見返しても圧巻。
『無限城編 第一章 猗窩座再来』──世界が再び震えた
最新作は2025年7月18日に日本公開(映画公式)。公開67日間で国内341億8647万400円/2372万7443人、全世界では823億5948万810円に到達し、日本映画として“全世界公開作品”歴代興収1位を更新(SPE調べ)。このブレークスルーは業界メディアの複数ソースで一致している(映画.com/AV Watch/ITmedia)。数字が伸びる日は、Xのタイムラインが一斉に「行ってきた」で染まる——現場熱とデータの相関が、今回は本当にわかりやすい。
メモ:記録は9/22時点の集計。最新は上のリンクと公式ニュースでチェック推奨。
僕の結論:『無限列車編』が土台を築き、『無限城編 第一章』が“国内→世界”の流れを決定的にした。
『無限城編』三部作構想と「映画第二弾」の行方
まず前提。三部作は公式が明言済み(映画公式)。一方で、次章=いわゆる“映画第二弾”の公開日は未発表。つまり、僕らが今できる最適行動は「公式の更新速度に合わせて情報を取りに行く」こと。
- 公式のニュース欄(ビジュアル解禁・舞台挨拶・特典告知の更新頻度が高い)
- 配給・劇場の編成発表(スケジュールのドロップに兆しが出る)
僕の見立て:制作のピークが重なる章構成なので、発表は“まとめて”来る可能性大。焦らず、でも毎週ニュース欄は覗こう。
上映スケジュールと「いつまで観られるのか」
日本の公開は2025年7月18日(映画公式)。北米は9月12日に公開(海外公式サイト/US公式)。
いつまで?は劇場裁量。ロングラン傾向だが、番組表は1〜2週単位で更新されるのが通例。僕はTOHO/イオン/109のアプリで朝→夜の座席の埋まり方も見て判断している。満席化のシグナルが出たら、迷わず押さえよう。
Tip: 終了前の週末は一気に埋まる。“金曜AMにスケジュール確認→土日分を確保”が鉄板。
来場者特典まとめ|第1弾〜最新弾まで
鬼滅の特典は“もう一度、劇場へ”の原動力。今回は週替わり×大部数で攻めてきた。配布条件・部数は必ず公式で確認を(入場者特典:公式ページ)。
- 初回特典:原作者・吾峠呼世晴イラスト「特製アートスタンド」A5/全国500万名(7/18〜)
- 第1弾:第3弾KVイラストボードA5/全国300万名(8/2〜)
- 第2弾:クリアカード全6種ランダム/全国400万名(8/9〜8/22)
- 第3弾:第4弾KVイラストボードA5/全国200万名(8/23〜8/29)
- 第4弾:スペシャルインタビューブック/全国250万名(8/30〜9/12)
- 第5弾:第5弾KVイラストボードA5/全国100万名(9/13〜9/19)
- 第6弾:パンフレット副読本〜決戦編〜/全国150万名(9/20〜10/3)※公式ニュースで追加告知(公式ニュース)
ここ超重要(取り逃し防止チェック)
- 特典は先着・なくなり次第終了。週末後半は枯れることも。
- 通常/IMAX/Dolbyと4Dは配布体系が異なる週あり(4Dは4D限定配布のみのケース、後述)。
- 劇場SNSの「配布終了」ポストはリアルタイム性が高い。X/LINEを要フォロー。
4DX上映の魅力と限定特典
4DX/MX4Dは“戦闘の打撃と風圧”が強い章と相性抜群。今回の4D限定特典「4Dビジュアルオリジナルステッカー」は全国30万名、8/30〜9/19配布(サイズW55×H77mm)。しかも一部週は4D入場者は4D特典のみ配布=通常特典は対象外という設計(公式注意書きに明記。特典ページ参照)。
僕のおすすめ視聴順:初回は通常/IMAX/Dolbyで画作りを“静かに”味わう→2回目で4DXに切り替え、同じカットの躍動を身体で上書きする。これ、体感差が面白いほどわかる。
4DXが刺さる人
- アクションの衝撃/風/閃光まで欲しい
- 限定特典もコレクションしたい
- リピート前提で“体感差”を楽しみたい
通常版が刺さる人
- 作画とレイアウトを集中して観たい
- 振動が苦手/酔いやすい
- 上映回の選択肢(時間帯/スクリーン)を広げたい
最新ニュースと今後の展望
全世界823億円超(9/22時点)で日本映画歴代1位に(映画.com/AV Watch/ITmedia)。北米は9/12公開&2週連続No.1と報じられ、展開はまだ伸びしろだらけ。
僕の注目点:次章のタイトル・主題歌・入場者特典は同時解禁型で来る可能性。解禁週はチケットの動きが一段ギアアップするので、予約の指を早く。
まとめ:スクリーンの炎は、まだ消えない
数字のグラフは右肩上がり、劇場の熱は現場で可視化される。『無限列車編』で始まった快進撃を『無限城編 第一章』が世界にまで拡張した。特典の設計、4Dの体験価値、そして“次章待ち”の期待——全部が連動して、僕らをもう一度席に座らせる。次の告知が来たら、ここで即アップデートする。
FAQ(友だちから本当によく聞かれるやつ)
- Q. いつまでやってる? 今からでも間に合う?
- 間に合う。ただし劇場ごとに終了時期が違う。僕は毎週金曜の朝にTOHO/イオン/109のアプリで翌週分も含めて番組表と座席の埋まり具合をチェック→週末が埋まる前に確保、が定番。
- Q. 第二弾(次章)の公開日は?
- 未発表。まずは映画公式のニュース欄とXをフォロー(公式サイト)。タイトル・主題歌・特典が同時解禁されたら、その週は一気に動く。
- Q. 特典、どれから押さえるべき?
- 量でいえば第2弾400万名、希少性は第5弾100万名。4D回は4D特典のみの週があるので、通常特典狙いは通常/IMAX/Dolbyの回を選択(特典ページの注意書き必読)。
- Q. 4DXって実際どう?
- 体感差がデカい章だからマッチする。おすすめは通常→4DXの順リピート。同じカットでも情報量の感じ方が変わるのが楽しい。
- Q. 海外の動きも知りたい
- 北米は9/12公開で記録的な滑り出し。海外情報は海外公式(Global/US)も併読を。
内部リンク案
- 『鬼滅の刃』アニメ最新情報まとめ|刀鍛冶の里編〜無限城編
- 考察:なぜ『無限列車編』は社会現象になったのか
- 解説:4DXとは?体感型上映の魅力と注意点
- 来場者特典の戦略比較|人気アニメ映画の“もう一回”設計
情報ソース/一次・準一次情報
・映画公式:『無限城編 第一章』公式サイト(公開・三部作・ニュースの母艦)
・入場者特典:公式「入場者特典」ページ(部数・配布期間・4D注意書きまで明記)
・公式ニュース:第6弾特典「パンフレット副読本〜決戦編〜」(9/20〜)
・興収データ:興行通信社:歴代興収(無限列車編 407.5億円)
・全世界/北米動向:映画.com / AV Watch / ITmedia
・海外公式:Global Official / US Official
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