もし、あの日の「事前登録」が、ただの幻だったとしたら――。
鬼滅の刃ファンが2020年から待ち続けているアプリゲーム『血風剣戟ロワイアル』。
公式は「延期」と言い続けているものの、リリース日は未定のままです。
開発会社の解散、長すぎる沈黙……。
「中止なのか?」と囁かれる真相を、徹底的に追いかけてみましょう。
鬼滅の刃アプリゲーム『血風剣戟ロワイアル』とは?
『鬼滅の刃 血風剣戟ロワイアル』は、アニプレックスが発表したスマートフォン向けゲーム。
ジャンルは「非対称型マルチプレイアクション」。鬼殺隊と鬼の二陣営に分かれて戦う形式が特徴です。
発表当初は「鬼滅の世界を共闘と対戦で味わえる!」と話題を呼び、SNSでは「絶対にプレイしたい」「推しキャラで戦えるのは胸熱」といった期待の声が相次ぎました。
しかし、2025年の今なお、そのゲーム画面をプレイヤーが体験する日は訪れていません。
配信予定と延期の経緯を時系列で解説
『血風剣戟ロワイアル』の動きは、次のように整理できます。
- 2020年3月:公式サイトにて発表。2020年内の配信予定と告知。
- 2020年12月22日:「品質向上のため」配信延期を発表(アニプレックス公式リリース)。
- 2021年以降:具体的な進展はなく、事前登録だけが残されたまま。
つまり公式には「延期」とされているものの、実質的には長期停止状態にあるのです。
開発会社Quatro Aの統合と“中止説”の真相
『血風剣戟ロワイアル』の開発を担当していたのは、ゲーム制作会社Quatro Aです。
しかし2023年、Quatro Aはアニプレックスに吸収される形で解散しました(Gamebiz報道)。
この出来事が「開発中止説」に拍車をかけました。なぜなら、プロジェクトの継続が公表されなかったからです。
公式は「延期」という立場を崩していませんが、ファンや業界関係者の間では「事実上の中止」と捉える声が多数を占めています。
つまり、「公式には中止と言わないが、動きがない=実質的な停止」という状態なのです。
事前登録はどうなった? ファンの声を追う
公式サイトには、いまだに「事前登録」の案内ページが残っています(公式サイト)。
しかし、登録者への特典配布や進捗アナウンスは行われていません。
ファンの反応は二極化しています。
- 「何年でも待つ。鬼滅のゲームができる日を信じたい」
- 「もう中止だろう。あのワクワクを返してほしい」
掲示板やSNSには、待ち続けるファンの声と諦めムードの声が交錯し、ゲーム史上でも珍しい「長期未定タイトル」として語られ続けています。
復活の可能性はあるのか?
では、『血風剣戟ロワイアル』が復活する可能性はあるのでしょうか。
アニプレックスは『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』など家庭用ゲームでも成功を収めています。
そのため、「鬼滅ブランドを再びスマホで展開する余地はある」と考える専門家もいます。
ただし、新たな開発チームの立ち上げや再設計には莫大なコストがかかります。
仮にリリースされるとしても、タイトル名や内容を刷新した「新企画」として登場する可能性が高いでしょう。
2025年現在、もっとも現実的な見立ては、「現行プロジェクトの再始動は難しいが、新たな形で鬼滅アプリが登場する余地は残っている」というものです。
まとめ ―「いつから?」に答える言葉は
『鬼滅の刃 血風剣戟ロワイアル』は、2020年に発表された期待作でした。
しかし延期を繰り返した末に、開発会社の解散や長期沈黙によって、いまも配信開始日は未定のままです。
公式は「中止」を宣言していません。けれど、動きが止まったままの現状は、ファンにとって実質的に「中止」と同義といえるでしょう。
それでも――。鬼滅ブランドの力を考えれば、「完全に消えた」とは言い切れません。
新たな企画として甦る未来を信じるかどうかは、ファン一人ひとりの心次第なのです。
FAQ(よくある質問)
- Q. 血風剣戟ロワイアルは中止になったの?
- A. 公式は「中止」と発表していません。ただし開発会社が解散し、動きが止まっているため、実質停止状態です。
- Q. 事前登録はまだ有効?
- A. 公式サイトにページは残っていますが、新しい案内はなく、実質的には機能していません。
- Q. 復活の可能性はある?
- A. 現行プロジェクトの再開は難しいと見られます。ただし鬼滅の人気を考えれば、新しいアプリ企画として登場する可能性はあります。
参考情報・ソース
※本記事は2025年10月時点の情報をもとに執筆しています。公式発表や最新情報は、必ず公式サイトをご確認ください。
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