ヘルモードの主題歌は何?アニメOP曲を徹底解説

ラターシュ王国学園都市を背景に仲間と召喚獣を率いて新たなダンジョン攻略へ進む成長したアレン アニメ音楽
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  1. ヘルモードの主題歌は何?1期・2期OPとEDを一覧で確認
    1. 2期OP「○✕△□」の正式情報
    2. 1期OP「あたらよ・ハク」の正式情報
  2. 1期OP「あたらよ・ハク」はどんな曲?アレンの“検証と成長”を映す主題歌
    1. アレンは最初から完成している最強主人公ではない
    2. 第4話でようやく初レベルアップという異例の成長速度
    3. アレンは失敗を“攻略情報”へ変換する
    4. 1期ノンクレジットOPはアレンの“成長アルバム”
  3. 2期OP「○✕△□」はどんな曲?“選ぶアレン”を描く新章の主題歌
    1. 「○✕△□」が連想させるのはゲーム操作だけではない
    2. 2nd Seasonではアレンの攻略方法そのものが変わる
    3. 1期は「検証」、2期は「選択と編成」
  4. ヘルモードのED主題歌は?1期「Sanctuary」と2期「Firetail」
    1. 1期ED・花耶「Sanctuary」の正式情報
    2. 2期ED・チョーキューメイ「Firetail」の正式情報
    3. 主題歌4曲を並べるとアレンの二面性が見える
  5. 「ハク」と「○✕△□」は何が違う?公式コメントと本編から考察
    1. 「ハク」は正解がない場所で走り続ける曲
    2. 「○✕△□」は選択肢が増えた世界で進む曲
    3. 『ヘルモード』は「強さ」より「攻略方法」を見せる作品
    4. 「ソロ攻略」から「マルチ攻略」への変化もOPに重なる
  6. ヘルモード主題歌4曲から見える“本当のヘルモード”とは?
    1. 1期は「情報不足」がヘルモード
    2. 2期は「選択肢の多さ」が新しいヘルモードになる
    3. 強さではなく「選び方」がアレンを主人公にしている
  7. まとめ|ヘルモード主題歌は1期「ハク」、2期「○✕△□」
  8. よくある質問
    1. ヘルモードのOP主題歌は何?
    2. ヘルモード2期OP「○✕△□」は何て読む?誰が歌っている?
    3. ヘルモードのED主題歌は何?

『ヘルモード』の主題歌は、1st SeasonのOPがあたらよ「ハク」、2nd SeasonのOPが浪漫派マシュマロ「○✕△□」。EDを含めると全4曲で、2026年7月の新章突入に合わせてOP・EDともに刷新された。

「2期のOPを歌っているのは誰?」「○✕△□は何て読む?」「1期のハクとは何が違う?」という人向けに、主題歌4曲の正式情報と、アレンの物語とのつながりを分かりやすく整理していくよ。なお、検索では「1期・2期」と呼ばれることが多いけど、アニメ公式の表記は1st Season/2nd Seasonだ。

ヘルモードの主題歌は何?1期・2期OPとEDを一覧で確認

まず、検索してきた人が知りたい答えをまとめるね。

TVアニメ『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~』では、2026年1月開始の1st Seasonと、2026年7月開始の2nd SeasonでOP・EDの両方が変更されている。

シーズン OP主題歌 アーティスト ED主題歌 アーティスト
1st Season ハク あたらよ Sanctuary 花耶
2nd Season ○✕△□ 浪漫派マシュマロ Firetail チョーキューメイ

2026年夏の2nd Seasonで流れているOPは、浪漫派マシュマロ「○✕△□」

読み方は「マルバツサンカクシカク」だ。

一方、2026年冬に放送が始まった1st SeasonのOPが、あたらよ「ハク」。

EDは1st Seasonが花耶「Sanctuary」、2nd Seasonがチョーキューメイ「Firetail」となっている。

なので、OPを探す時はシンプルに、

  • 2026年冬・1st Season=あたらよ「ハク」
  • 2026年夏・2nd Season=浪漫派マシュマロ「○✕△□」

と覚えておけば迷いにくい。

そして、この主題歌変更が面白いのは「新シーズンだから新曲になった」というだけじゃないところなんだ。

1st Seasonのアレンは、未知の召喚士という能力を自分で検証する段階にいる。

2nd Seasonでは学園都市へ進み、仲間を増やし、パーティーを組みながら誰と、どう攻略するかを選ぶ段階へ移る。

僕の見方では、主題歌の変化はこの物語構造の変化とかなりきれいに重なっている。

2期OP「○✕△□」の正式情報

2nd SeasonのOPテーマは、浪漫派マシュマロ「○✕△□」。

楽曲情報は次の通り。

  • 曲名:○✕△□
  • 読み:マルバツサンカクシカク
  • 歌:浪漫派マシュマロ
  • 作詞:椎崎楓馬
  • 作曲:浪漫派マシュマロ
  • 編曲:万結
  • 配信日:2026年7月3日(金)

浪漫派マシュマロは北海道釧路市出身のスリーピースロックバンド。

アニメ公式サイトでは、2020年に結成され、万結がVocal/Gt、雨月毎夜がBass、椎崎楓馬がDrを担当する3人組として紹介されている。

2nd SeasonはTOKYO MXで2026年7月3日(金)25時00分から放送開始。

ABEMAとdアニメストアでは同日25時30分から最速先行配信が始まり、MBS、BS日テレ、AT-Xでも順次放送されている。

そして翌7月4日には、2nd SeasonのノンクレジットOP映像が公開された。

ここは表現を混同しやすいところだけど、確認できるのは「ノンクレジットOP映像」の公開であって、「フルサイズ映像」と断定する必要はない。

1期OP「あたらよ・ハク」の正式情報

1st SeasonのOPテーマは、あたらよ「ハク」。

  • 曲名:ハク
  • 歌:あたらよ
  • 作詞・作曲:ひとみ
  • 配信日:2026年1月14日(水)

1st SeasonはTOKYO MXで2026年1月9日25時05分から放送開始。

翌1月10日にはノンクレジットOP映像が公開され、赤ん坊だったアレンが成長していく姿や、家族、クレナ、ドゴラ、セシル、召喚獣たちが描かれた。

ここまでが主題歌を探している人向けの基本情報。

この先は、「なぜ1期がハクで、2期が○✕△□なのか?」という作品とのつながりを見ていこう。


1期OP「あたらよ・ハク」はどんな曲?アレンの“検証と成長”を映す主題歌

1st Seasonの「ハク」は、最高難易度の世界で何も分からない状態から一歩ずつ答えを探す、アレンの推進力を音楽にしたような主題歌だ。

あたらよ側も、最高難易度の異世界を手探りで進み、成長していくアレンの姿を楽曲へ落とし込んだという趣旨のコメントを発表している。

公式では、あたらよの楽曲の中でも特にアップテンポなロックサウンドとして紹介された。

この情報だけなら「主人公が強くなるアニメだから、勢いのあるOPなんだな」で終わる。

でも『ヘルモード』の場合、その“勢い”の意味がちょっと違う。

アレンは最初から完成している最強主人公ではない

主人公アレンの前世は、35歳のサラリーマン・山田健一。

簡単なゲームでは物足りなくなり、10年以上遊び続けられるほど難しいゲームを求めていた健一は、偶然見つけた名前のないネットゲームで最高難易度「ヘルモード」を選択する。

そして気づけば、異世界の開拓村に生まれた農奴の赤ん坊・アレンへ転生していた。

しかもアレンが得た「召喚士」という才能には、まともな攻略情報がない。

公式イントロダクションでも、攻略本やネット掲示板が存在せず、レベルアップさえ難しい世界で、アレンが謎の才能「召喚士」を手探りで成長させていく物語だと説明されている。

つまり、

「転生したので最強スキルをもらいました」

「使い方は頭の中に全部入っています」

「敵を倒したらどんどんレベルが上がります」

というタイプではない。

何をすれば経験値が入るのか。

召喚獣をどう成長させるのか。

どんな条件でスキルが上がるのか。

何体まで召喚できるのか。

強化や合成にはどんな法則があるのか。

全部、アレン自身が実験しないと分からない。

第4話でようやく初レベルアップという異例の成長速度

1st Season序盤を象徴するのが、アレン本人のレベルアップだ。

第3話では毎日のように石を投げながら、本人のレベルが上がらない状態でもスキルやステータスの成長を検証し、召喚獣の強化や合成まで試していく。

そして第4話「アレンの告白」で、魔獣アルバへロンを繰り返し倒した経験値によって、異世界生活6年目にしてようやく本人が初レベルアップを果たす。

この「6年」という時間が、『ヘルモード』の特徴をかなり分かりやすく示している。

僕はこの作品を、単に「高いレベルの数字を見せるアニメ」だとは思っていない。

むしろ、

レベル2になるまでに、主人公が何を考え、何を試したのかを見る作品

なんだ。

だから「ハク」の疾走感も、「強い主人公が敵をなぎ倒して爽快」という勢いより、アレンが試行錯誤を止めない精神的なスピードとして聴くとしっくりくる。

アレンは失敗を“攻略情報”へ変換する

僕がアレンという主人公を面白いと思うのは、単純に前向きだから苦労へ耐えられるわけじゃない点だ。

彼は苦労そのものを、ゲームの攻略情報へ変える。

うまくいかなかった。

なら条件を変える。

経験値が足りない。

なら効率を調べる。

召喚獣の性能が分からない。

なら何度も試す。

強敵に勝てない。

なら育成方法や戦い方を組み直す。

普通なら「つらい」で終わる出来事が、廃ゲーマーのアレンにとっては「データが増えた」に変わる。

この思考回路があるから、『ヘルモード』は設定上かなり厳しい世界なのに、作品全体が必要以上に悲壮感へ寄らない。

難しいから絶望するのではなく、難しいから攻略したくなる。

それがアレンだ。

「ハク」が表現している前進する力は、この主人公の性格と非常に相性がいいと僕は感じる。

1期ノンクレジットOPはアレンの“成長アルバム”

1st SeasonのノンクレジットOPも、「ハク」が何を背負った楽曲なのかを分かりやすくしている。

映像は赤ん坊だったアレンが成長していく姿から始まり、召喚獣だけではなく、クレナ、ドゴラ、セシル、そして家族も登場する。

仲間が鍛錬する姿だけでなく、家族が農作業へ励む様子まで描かれている。

ここが大事なんだ。

『ヘルモード』というタイトルだけを見れば、強敵や必殺技を中心にしたOPを想像してもおかしくない。

でも実際には、アレンが異世界で過ごした「生活」がしっかり映る。

父ロダン。

母テレシア。

弟マッシュ。

クレナ。

ドゴラ。

セシル。

グランヴェル家で出会った人々。

アレンは戦闘だけで成長してきたわけじゃない。

異世界で長い時間を生き、守りたい人や帰りたい場所を少しずつ増やしてきた。

だから僕は1st SeasonのOPを、「最強召喚士のPV」ではなく「農奴の赤ん坊だった少年の成長記録」として見ると、より作品らしさが伝わってくると思っている。

※画像はAIによるイメージ

2期OP「○✕△□」はどんな曲?“選ぶアレン”を描く新章の主題歌

2nd SeasonのOP「○✕△□」で中心になるのは、1期とは少し違う。

浪漫派マシュマロは楽曲について、境遇に縛られず、自分で選んだ生き方を進むアレンの心情を表現したという趣旨のコメントを発表している。

つまり、曲名の記号を単に「ゲームのボタンっぽい」と見るだけでは、ちょっともったいない。

2nd Seasonで増えるのは、アレンの強さだけじゃない。

選択肢そのものなんだ。

「○✕△□」が連想させるのはゲーム操作だけではない

○、✕、△、□。

ゲームに慣れている人なら、入力や決定、キャンセル、操作ボタンなどを連想すると思う。

『ヘルモード』は廃ゲーマーが主人公だから、そう感じるのはとても自然だ。

ただし、これは楽曲タイトルから読み取れるイメージであって、公式が「ゲーム機のボタンを意味する」と断言しているわけではない。

ここは事実と考察を分けておきたい。

そのうえで僕が面白いと思うのは、公式コメントが「アレン自身が生き方を選ぶ」という方向を明確に示していること。

アレンは農奴の家に生まれることを選べなかった。

召喚士という希少な才能を得ることも、周囲に正しく理解されるかどうかも自由には選べない。

でも、与えられた条件の中でどう動くかは選べる。

難しいなら攻略する。

情報がないなら調べる。

大切な人が危険なら助ける。

新しい場所へ進む必要があるなら進む。

だから僕の解釈では、「○✕△□」はゲームを思わせる記号であると同時に、選択肢が増えた世界で自分の答えを選び続けるアレンとも重なる。

2nd Seasonではアレンの攻略方法そのものが変わる

2nd Seasonの第13話「学園都市へ!」では、アレンがセシル、再会したクレナ、ドゴラとともにラターシュ王国学園都市へ向かう。

入学試験に先立って再び「鑑定の儀」を受け、その場で「勇者」ヘルミオスとも出会う。

ここから、物語のステージが明確に変わる。

1st Season序盤でアレンが向き合っていた問題は、

「召喚士をどう育てる?」

「経験値をどう稼ぐ?」

「召喚獣をどう強くする?」

といった、自分自身の能力に関するものが中心だった。

ゲームで言えば、キャラクタービルドの仕様を調べる段階だね。

ところが学園都市へ入ると、アレンの周囲に新しい人材や役割が一気に増えていく。

第14話「新たな出会い」では、夏休みのダンジョン攻略を見据えてパーティーメンバーを募集。

そこで「僧侶」の才能を持つキールが仲間になり、特別授業の講師として剣聖ドベルグも登場する。

第15話「ダンジョンを攻略せよ」では、キールが正式加入したパーティー「廃ゲーマー」がB級ダンジョンの攻略を開始する。

さらに物語が進むと、ソフィアローネ、護衛のフォルマール、ドワーフのメルルも加わり、アレンが考えるべき対象は自分一人ではなくなる。

1期は「検証」、2期は「選択と編成」

ここが今回の記事で一番伝えたいポイント。

僕なりにアニメの構造を整理すると、

1st Season=検証

2nd Season=選択と編成

なんだ。

1期のアレンは、自分の召喚士という性能を調べることに多くの時間を使う。

対して2期では、

誰を仲間にする?

前衛は誰?

回復は誰?

魔法火力をどう使う?

誰を優先して育てる?

どのダンジョンを攻略する?

といった選択が増える。

クレナの剣。

ドゴラの斧。

セシルの魔法。

キールの僧侶としての能力。

ソフィアローネやフォルマール、メルルまで加われば、同じ「経験値を稼ぐ」にしても考えることは一気に複雑になる。

RPGを遊んだことがある人なら、この変化はかなり分かりやすいと思う。

主人公一人のレベルだけを見ていればよかった序盤と、パーティー全体の装備・役割・育成・相性まで考え始める中盤では、ゲームの楽しさが変わる。

アレンも同じ。

1st Seasonでは自分の取扱説明書を作るプレイヤー

2nd Seasonではチーム全体の攻略チャートを作るリーダーへ変わっていく。

だから「ハク」から「○✕△□」へのOP変更は、僕には単なる楽曲チェンジではなく、主人公のプレイスタイルが次の段階へ入った合図に見える。

※画像はAIによるイメージ

ヘルモードのED主題歌は?1期「Sanctuary」と2期「Firetail」

『ヘルモード』はOPだけでなく、EDも作品テーマとの結びつきが分かりやすい。

1st Seasonは花耶「Sanctuary」。

2nd Seasonはチョーキューメイ「Firetail」だ。

僕の見方では、OPがアレンの「どう進むか」を強く見せるのに対し、EDは「何のために進むのか」や、彼が関わる生命・人間関係を補っている。

1期ED・花耶「Sanctuary」の正式情報

1st SeasonのEDテーマは、花耶「Sanctuary」。

楽曲情報は次の通り。

  • 曲名:Sanctuary
  • 歌:花耶
  • 作詞:宮嶋淳子
  • 作曲:近藤圭一(SUPA LOVE)
  • 編曲:近藤圭一(SUPA LOVE)
  • 配信日:2026年1月9日(金)
  • CD発売日:2026年1月28日(水)

花耶は公式コメントで、「守りたい」という思いが逆境の中で人を強くすることと、家族や仲間を守るために成長するアレンの姿を楽曲へ重ねている。

これが1期OP「ハク」と良い対になっているんだ。

「ハク」では前へ進む。

「Sanctuary」では、その先に守りたい存在がいることを思い出す。

アレンが強くなりたい理由には、もちろん廃ゲーマーとしての純粋な好奇心がある。

難しいなら攻略したい。

強敵なら倒してみたい。

効率の良い育成方法があるなら検証したい。

だけど、異世界で過ごす時間が長くなるほど、それだけではなくなる。

ロダン。

テレシア。

マッシュ。

クレナ。

ドゴラ。

セシル。

一緒に生きる人が増えるほど、アレンの戦いは単なるゲーム感覚だけでは説明できなくなる。

だから僕は、「ハク」がゲーマーとしてのアレンを映すなら、「Sanctuary」は異世界で人間関係を築いた一人の少年としてのアレンを映しているように感じる。

2期ED・チョーキューメイ「Firetail」の正式情報

2nd SeasonのEDテーマは、チョーキューメイ「Firetail」。

  • 曲名:Firetail
  • 歌:チョーキューメイ
  • 作詞:麗
  • 作曲:麗
  • 編曲:トオミヨウ・チョーキューメイ
  • 配信日:2026年7月1日(水)

配信は2nd Seasonの放送開始より少し早い2026年7月1日。

チョーキューメイの麗は、異世界へ転生して動物と心を通わせられたら、という想像を楽曲制作のきっかけとして語っている。

さらに「Firetail」は、静かに燃える生命の灯火をイメージした楽曲として説明されている。

これも『ヘルモード』と相性がいい。

アレンは召喚士。

人間だけでなく、多種多様な召喚獣を使いながら攻略を進める主人公だ。

だから「生命」や動物とのつながりを入口にしたEDが置かれることで、数字や効率だけではない世界の温度が補われる。

主題歌4曲を並べるとアレンの二面性が見える

OP・EDをまとめて見ると、4曲にはそれぞれ違う役割があるように感じる。

1期OP「ハク」は、最高難易度の世界へ挑み続ける推進力。

1期ED「Sanctuary」は、家族や仲間を守ろうとする感情。

2期OP「○✕△□」は、自分で進む道を選ぶ意思。

2期ED「Firetail」は、旅の中に存在する生命やつながり。

もちろん、これは公式が4曲をひとつの物語として説明しているわけではなく、僕自身が本編と各アーティストコメントを照らし合わせた上での解釈だ。

ただ、この並びで見るとアレンのキャラクターがかなり分かりやすくなる。

彼はものすごく合理的だ。

経験値を計算する。

育成効率を考える。

条件を検証する。

長期計画を立てる。

それなのに、人の命を単なるゲーム上の数字として扱う冷たい主人公ではない。

むしろ異世界で家族を持ち、仲間を増やしたことで、「守りたい」という感情もどんどん強くなる。

この攻略脳と情の深さの両立が、アレンの面白さだと僕は思っている。


「ハク」と「○✕△□」は何が違う?公式コメントと本編から考察

ここからは、アニメ批評・脚本構造を見てきた立場からの考察として読んでほしい。

僕が1期と2期のOPを比べて最も面白いと思うのは、主人公が強くなったから曲が変わったというより、主人公に求められる判断の種類が変わったから曲が変わったように見えることだ。

これまで説明してきた内容を、ここで一本にまとめよう。

「ハク」は正解がない場所で走り続ける曲

1st Seasonのアレンは、とにかく情報がない。

召喚士の先生はいない。

マニュアルもない。

攻略サイトもない。

経験値やスキルの仕組みさえ、自分で調べなければならない。

だから行動はとてもシンプル。

試す。

結果を見る。

条件を変える。

もう一度試す。

この繰り返しだ。

石を投げる。

召喚する。

強化する。

合成する。

魔獣を狩る。

経験値を確認する。

一つずつ自分で仕様を解明する。

つまり1st Seasonのアレンは、「答えがないなら自分で作る」主人公として描かれる。

あたらよがアレンの手探りの成長や推進力を「ハク」へ重ねたという説明とも、ここはきれいにつながる。

僕が1期のアレンを一言で表すなら、

強いから進めるのではなく、進み続けた結果として強くなる。

この順番だ。

「○✕△□」は選択肢が増えた世界で進む曲

2nd Seasonでは、そのアレンが成長した結果、できることが増える。

そして面白いのは、できることが増えるほどゲームが簡単になるわけではないこと。

仲間が増える。

役割が増える。

攻略できる場所が増える。

知り合う人物の立場も広がる。

すると、今度は「何ができる?」ではなく「何を選ぶ?」が問題になる。

誰をパーティーへ入れる。

誰を育てる。

どのダンジョンへ行く。

どう編成する。

どの戦いに挑む。

自分の力をどこまで見せる。

浪漫派マシュマロが「○✕△□」で、自分で生き方を選んで進むアレンを描いたと説明しているのは、この2nd Seasonの物語とかなり相性がいい。

だから僕は、

1期=検証

2期=選択と編成

という整理が、一番分かりやすいと思っている。

『ヘルモード』は「強さ」より「攻略方法」を見せる作品

『ヘルモード』のタイトルには「無双する」という言葉が入っている。

そのため、作品をまだ見ていない人は「転生主人公が最初から圧倒的な能力を持ち、次々と敵を倒す作品なのかな」と想像するかもしれない。

もちろん成長したアレンが強敵へ立ち向かう爽快感はある。

でも、僕が作品の魅力としてより強く感じるのは、結果よりもそこへ到達する方法だ。

なぜ勝てた?

どう育てた?

どこで経験値を稼いだ?

どんな条件を調べた?

仲間をどう配置した?

何年かけた?

この「どうやって?」がきちんと積み重なる。

第3話では地道な石投げと検証。

第4話で初めて本人がレベルアップ。

その後も魔獣狩りや経験値稼ぎを重ね、扱える召喚獣や戦い方を増やしていく。

2nd Seasonへ進めば、それがパーティー全体の育成へ広がる。

アレンの本当の強みは、ステータスの数字だけではない。

情報を集める。

仮説を作る。

試す。

失敗する。

修正する。

効率を上げる。

仲間を配置する。

長期的に育てる。

この攻略思考そのものが、最大の武器なんだ。

「ソロ攻略」から「マルチ攻略」への変化もOPに重なる

もう一つ、僕が1st Seasonと2nd Seasonの違いとして見ているのがこれ。

1期はソロ攻略寄り、2期はマルチ攻略寄り。

もちろん1期にも家族や仲間はいるので、「全部一人で戦う」という意味ではない。

ただ、未知の召喚士を解析する作業については、アレン本人が自分で答えを出すしかなかった。

2期では違う。

クレナ。

ドゴラ。

セシル。

キール。

ソフィアローネ。

フォルマール。

メルル。

能力も役割も違う仲間が増えていく。

こうなると「アレンが一番強い攻撃をする」だけでは、パーティー攻略としての最適解にはならない。

誰の長所を生かす?

回復役をどう守る?

前衛と後衛をどう組む?

誰を優先してレベルアップさせる?

敵によって編成を変える?

一気に考えることが増える。

ゲームでも、自分一人のステータスだけ考えていた序盤より、パーティーを組んだ後の方が管理項目は増えるよね。

キャラクターは強くなった。

なのに、攻略はむしろ複雑になる。

これが『ヘルモード』の面白いところ。

だから僕には、1期「ハク」から2期「○✕△□」への変化が、一人で仕様を解析するゲームから、複数の選択肢を組み合わせて攻略するゲームへの移行にも見える。


ヘルモード主題歌4曲から見える“本当のヘルモード”とは?

最後に、もう少しだけ踏み込んで考察したい。

僕が主題歌4曲を整理して感じたのは、『ヘルモード』の難しさって、単純に「敵が強い」だけではないということ。

むしろ本当に厳しいのは、正解が画面に表示されないことなんじゃないかな。

攻略サイトがない。

召喚士の説明書がない。

経験値の最適解も分からない。

人生にはセーブもロードもない。

その状況で、アレンは自分で答えを作らなければならない。

1期は「情報不足」がヘルモード

1st Seasonでアレンを苦しめる最大の要因は、情報不足だ。

何が正解か分からない。

だから検証する。

何度も試す。

時間をかけてデータを集める。

「ハク」が似合うのは、そんな状態でも止まらない主人公だからだと僕は思う。

アレンは難易度を下げようとしない。

ヘルモードを選んだ以上、自分がその難易度へ適応しようとする。

2期は「選択肢の多さ」が新しいヘルモードになる

ところが2nd Seasonでは、アレンが成長したことで新しい難しさが生まれる。

それが選択肢の多さだ。

仲間が増える。

守る相手が増える。

関わる社会が広がる。

できることが増える。

すると今度は、

「できるか、できないか」

だけではなく、

「できることの中から、何を選ぶか」

が重要になる。

これはゲームでもよくある。

序盤は「攻撃する」「回復する」くらいしかなかったのに、終盤になるほどスキル、属性、装備、編成、アイテム、位置取りまで考えなければならなくなる。

キャラクターは強くなった。

でも判断は難しくなった。

だからゲームは簡単にならない。

僕は『ヘルモード』も同じ構造を持っていると思う。

アレンが強くなるほど、世界側がより複雑な問題を提示してくる。

その意味で2期OP「○✕△□」に込められた「自分で生き方を選ぶ」というテーマは、かなり重要に見える。

強さではなく「選び方」がアレンを主人公にしている

アレンは農奴として生まれることを選べなかった。

どんな才能を持つかも自由には選べない。

周囲で何が起こるかも選べない。

でも、それに対して何をするかは選べる。

ここがアレンという主人公の核だと僕は考えている。

不利な条件を嘆いて終わらない。

条件をゲーム盤として受け入れる。

その中で最善手を探す。

失敗すればやり直し方を考える。

一つの方法がダメなら、別の方法を作る。

難易度そのものを下げるのではなく、自分の攻略能力を上げていく。

これはものすごくゲーム的でありながら、同時にかなり人間的でもある。

だから主題歌4曲を僕なりに整理すると、

「ハク」は、まず進む曲。

「Sanctuary」は、何を守るために進むのかを映す曲。

「○✕△□」は、進む道を自分で選ぶ曲。

「Firetail」は、その道の中にある生命やつながりへ目を向ける曲。

となる。

これは公式が4曲をこう分類しているわけではない。

各アーティストのコメントと本編の構造を踏まえた僕自身の解釈だ。

でも、こう並べると主題歌が単なるシーズンごとのBGMではなく、アレンが現在どの攻略段階にいるのかを知らせる存在として見えてくる。

1st Seasonでは、赤ん坊だったアレンが未知の召喚士を研究した。

2nd Seasonでは、学園都市へ進み、仲間とパーティー「廃ゲーマー」を組んでダンジョン攻略へ挑む。

舞台も仲間も大きく変わった。

だけど根っこは変わらない。

難しいなら攻略する。

分からないなら調べる。

選択肢が増えたなら考える。

その一本の軸があるから、「ハク」と「○✕△□」は曲調やテーマが変わっても、同じ主人公の物語としてつながって聴こえるんだ。


まとめ|ヘルモード主題歌は1期「ハク」、2期「○✕△□」

『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~』のOP主題歌は、1st Seasonがあたらよ「ハク」、2nd Seasonが浪漫派マシュマロ「○✕△□」だ。

公式表記は「1st Season/2nd Season」だけど、検索では「1期/2期」と呼ばれることも多いので、同じ区分だと考えてOK。

「ハク」は2026年1月14日にデジタル配信され、作詞・作曲はひとみ。

あたらよ側は、最高難易度の異世界を手探りで進み成長するアレンの推進力を楽曲へ重ねている。

2nd Seasonの「○✕△□」は2026年7月3日配信。

読み方は「マルバツサンカクシカク」で、作詞は椎崎楓馬、作曲は浪漫派マシュマロ、編曲は万結。

浪漫派マシュマロは、境遇に縛られず、自分で選んだ生き方を進んでいくアレンを楽曲へ重ねている。

EDは1st Seasonが花耶「Sanctuary」、2nd Seasonがチョーキューメイ「Firetail」。

「Sanctuary」は守りたい存在を持つアレン、「Firetail」は生命やつながりという方向から作品世界を補っている。

そして僕が1期と2期のOPを比べて最も面白いと思うのは、主人公の攻略段階が変わっていること。

1期は「検証」。2期は「選択と編成」。

「ハク」が何も分からない世界で走り続けるアレンの曲なら、「○✕△□」は選択肢の増えた世界で、自分の答えを選び続けるアレンの曲。

そう考えて1st Seasonから2nd Seasonの主題歌を続けて聴くと、アレンがただ強くなっただけではなく、一人で仕様を調べるプレイヤーから、仲間を率いて攻略法を組み立てるリーダーへ変わったことまで見えてくる。

主題歌は本編の前後に流れる飾りじゃない。

『ヘルモード』では、アレンが今どの攻略フェーズにいるのかを教えてくれる、新しいステージのテーマ曲として楽しめるんだ。


よくある質問

ヘルモードのOP主題歌は何?

1st SeasonのOP主題歌は、あたらよ「ハク」。

2nd SeasonのOP主題歌は、浪漫派マシュマロ「○✕△□」だ。

2026年7月から始まった2nd SeasonのOPを探している場合は「○✕△□」が該当する。

ヘルモード2期OP「○✕△□」は何て読む?誰が歌っている?

読み方は「マルバツサンカクシカク」

北海道釧路市出身のスリーピースロックバンド・浪漫派マシュマロが担当している。

作詞は椎崎楓馬、作曲は浪漫派マシュマロ、編曲は万結で、2026年7月3日にデジタル配信された。

ヘルモードのED主題歌は何?

1st SeasonのEDは花耶「Sanctuary」、2nd SeasonのEDはチョーキューメイ「Firetail」。

「Sanctuary」は2026年1月9日に配信され、「Firetail」は2026年7月1日にデジタルリリースされた。

執筆:神崎 悠真(アニメ批評家|脚本研究家|ファンマーケター)

アニメ音楽
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