『ヘルモード』のクレナ役は声優の飯塚麻結(いいづか まゆ)さん。1st Seasonから演じ、2026年7月開始の2nd Seasonでも続投しているよ。
「クレナの声優は誰?」「飯塚麻結さんはどんな人?」「ほかに何のキャラを演じている?」という疑問に加えて、本人コメントやクレナの成長まで追いながら、飯塚さんの芝居がなぜこのキャラクターに合うのかも整理していこう。
ヘルモードのクレナ役は誰?声優は飯塚麻結
『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~』で、主人公アレンの幼馴染み・クレナを演じているのは飯塚麻結さんだ。
1st Seasonに続き、2026年7月から始まった2nd Seasonでもクレナ役を担当している。
まず基本プロフィールをまとめると、こんな人物だ。
項目 内容
名前 飯塚麻結
読み方 いいづか まゆ
生年月日 1996年4月15日
出身地 埼玉県
血液型 O型
主な活動 声優、DIALOGUE+メンバー
『ヘルモード』 クレナ役
2nd Season クレナ役で続投
サンミュージックグループの公式プロフィールでは、趣味として釣り、農業、酒、Barめぐり、グミ、ベースなどが掲載されている。
特技にはウィンクや口笛、身体の関節が柔らかいことなどが挙げられていて、かなり多趣味な人なんだよね。
さらに飯塚さんは、声優ユニットDIALOGUE+のメンバーとしても活動している。
アニメだけでなく、ゲーム、音楽、ライブと活動の幅が広いため、『ヘルモード』で初めて名前を知った人と、以前から声優コンテンツを追っていた人では印象がかなり違うかもしれない。
そして大事なのが、クレナ役を1st Seasonだけで終えず、2nd Seasonでもそのまま演じ続けていること。
これは単なる「同じ声優が続投していて安心」という話だけじゃない。
クレナは物語の序盤だけに登場する幼馴染みではなく、アレンと一緒に成長していく仲間だからだ。
5歳の少女だったクレナが、剣聖として経験を積み、学園都市へ進み、さらに強さを求めていく。
その時間を同じ声優がつないでいるからこそ、声そのものにも「この子はあの頃から成長してきたんだ」という連続性が生まれる。
僕は長期シリーズの声優続投で一番面白いのは、ここだと思っている。
声質そのものを大きく変えなくても、テンポや間、言葉の強さが少しずつ変わることで、視聴者はキャラクターが過ごした時間を感じられる。
クレナの場合は、幼い頃の無邪気さを消さずに、剣士としての頼もしさをどう足していくか。
2nd Seasonまで追うと、そこがより見えやすくなってくるんだ。
飯塚麻結はどんな声優?出演作とDIALOGUE+での活動
飯塚麻結さんは、アニメ作品だけでなくゲームや音楽活動にも関わってきた声優だ。
『ヘルモード』で初めて知った人には「クレナ役の声優」という印象が強いと思うけど、これまで複数のゲーム作品でキャラクターを担当している。
公式プロフィールで確認できる出演歴には、『CUE!』の恵庭あいり、『Tokyo 7th シスターズ』の荒木レナ、『セブンスコード』のアリセ、『ラストピリオド – 終わりなき螺旋の物語 –』のワルキューレ、『ワールドフリッパー』のフィーニなどがある。
だから「クレナ役で突然出てきた新人声優」というわけではない。
ゲームや声優コンテンツを追ってきた人なら、すでに別作品で飯塚さんの声を聞いていた可能性もあるんだ。
『CUE!』では恵庭あいりを担当
飯塚さんの出演作として名前を見つけやすい一つが『CUE!』だ。
次代声優育成ゲームとして展開された作品で、飯塚さんは恵庭あいり役を担当している。
『CUE!』は声優をテーマにしたコンテンツでもあるので、「声優が声優を目指すキャラクターを演じる」という面白さもある作品だった。
クレナから飯塚さんを知って過去作を追ってみたい人なら、覚えておきたい役の一つだね。
『Tokyo 7th シスターズ』では荒木レナ役
『Tokyo 7th シスターズ』では荒木レナ役を担当している。
荒木レナはLe☆S☆Caに所属するキャラクターとして展開されており、ゲームだけでなく音楽コンテンツとの接点も大きい。
飯塚さん自身がDIALOGUE+で音楽活動をしていることも含めて考えると、声の芝居とステージ表現の両方に関わってきた声優であることが分かる。
もちろん、ライブ経験があるからアニメの演技が自動的に上手くなる、なんて単純な話ではない。
ただ、観客へ感情を届けるために身体全体を使うライブと、マイクの前で一瞬の声に感情を込めるアフレコでは、違う技術を使いながらも「感情を外へ伝える」という部分には共通点がある。
クレナみたいに喜怒哀楽が分かりやすいキャラクターでは、飯塚さんが持っているそうした表現の勢いが相性よく感じられるんだ。
DIALOGUE+のメンバーとしても活動
飯塚麻結さんを語るなら、DIALOGUE+も外せない。
DIALOGUE+は声優によるユニットで、飯塚さんもメンバーとして活動している。
アニメのアフレコでは、基本的に画面の中にいるキャラクターへ声を与える。
一方ライブでは、自分自身が観客の前に立って歌い、表情や身体を使いながら空気を作らなくちゃいけない。
同じ「声を使う仕事」でも、求められるものはかなり違う。
だからこそ、飯塚さんの活動を追っていくと、クレナ役だけでは分からない表現者としての幅も見えてくる。
とくにクレナは、静かな独白で内面を説明するタイプのキャラクターではない。
笑う。
驚く。
アレンへ勢いよく話しかける。
剣を握れば前へ出る。
仲間といる時には感情がそのまま表情へ出る。
そういう「瞬間の感情」がキャラクターを作っている。
僕が飯塚さんとクレナの相性を考える時、この感情の飛び出し方はかなり重要なポイントだと思っているよ。
クレナはどんなキャラクター?剣聖の才能を持つアレンの幼馴染み
クレナは主人公アレンの幼馴染みで、天真爛漫な性格と「剣聖」の才能を持つ少女だ。
1st Seasonでは5歳にして大人顔負けの剣の力を持ち、アレンと騎士ごっこをして遊ぶ姿が描かれている。
難しいことをじっくり考えるより、身体を動かしたり戦ったりするほうが好き。
かなりざっくり言えば、「明るくて素直で、めちゃくちゃ剣が強い幼馴染み」だね。
でもクレナを単なる「元気な剣士ヒロイン」と捉えると、ちょっともったいない。
彼女の面白さは、圧倒的な才能と子どもらしい無邪気さが同時に存在していることにある。
第2話「鑑定の儀」で剣聖の才能が判明
クレナというキャラクターを理解するうえで重要なのが、1st Season第2話「鑑定の儀」だ。
5歳になったアレンたちは、自分がどんな才能を持っているのか調べるために鑑定を受ける。
そこでクレナには、非常に高い戦闘能力につながる「剣聖」の才能があることが判明する。
その噂を聞いたグランヴェル領の騎士団長ゼノフは、鑑定結果が本物なのかを確認しようとする。
そしてクレナは真剣を使った剣術試合へ挑むことになる。
ここまで聞くだけなら、いかにもファンタジー作品らしい「天才少女の才能発覚イベント」だよね。
でもクレナにとっては、それまでの人生を切り替えるくらい大きな出来事だ。
昨日までアレンと遊びで振っていた剣が、その日から「自分の人生を左右する才能」として周囲に認識される。
この瞬間、クレナの剣は遊びと才能の境界線を越えるんだ。
ここで声優に求められるバランスが面白い。
クレナは剣聖。
でも、この時はまだ5歳の少女でもある。
剣を握った瞬間に、急に百戦錬磨の女剣士みたいな芝居へ切り替わってしまったら、強そうではあってもクレナではなくなってしまう。
必要なのは、普段の無邪気さを残しながら、戦う時だけ集中の芯が見えること。
強いけれど、まだ完成していない。
この余白こそ、序盤のクレナには必要なんだ。
飯塚さんのクレナを聞いていると、僕はこの「天才なのにまだ子ども」という位置を大切にしているように感じる。
だから後の成長にもつながっていく。
アレンとは性格が正反対に近い
クレナの魅力をさらに分かりやすくしているのが、主人公アレンとの性格差だ。
アレンは前世でゲームを徹底的にやり込んできた人物。
攻略本も掲示板もない異世界へ生まれ変わり、召喚士という能力を一つずつ検証しながら効率よく強くなろうとする。
要するに、まず考えるタイプだ。
対するクレナは直感型。
考えるよりも先に身体が動く。
戦えるなら戦いたい。
分からないことがあれば、変に取り繕わず「分からない」と反応する。
アレンが「条件を調べてから動こう」と考えるなら、クレナは「とりあえずやってみよう!」と飛び出す。
この差があるから、2人の会話がちゃんと動くんだよね。
キャラクターって、プロフィール欄へ「頭脳派」「天然」と書いただけでは生きない。
重要なのは、同じ出来事に対してどう反応するか。
すぐ返事をするのか。
一度考えるのか。
勢いで話すのか。
言葉を慎重に選ぶのか。
こういう小さな差が積み重なって、「このセリフはアレンっぽい」「こっちはクレナっぽい」と視聴者が無意識に感じるようになる。
飯塚さんのクレナは、その反応がかなり速い。
嬉しいなら嬉しい。
驚いたなら驚いた。
戦いたいなら戦いたい。
感情が一度頭の中で整理されてから出てくるというより、ほぼそのまま声になる。
だから計算型のアレンと並んだ時、個性がぶつからず、むしろお互いを分かりやすくしているんだ。
「少し抜けている」と「頼もしい」が両立する
アレン役の田村睦心さんも、クレナについて強くて頼りがいがある一方、少し抜けたところがかわいいキャラクターという趣旨で触れている。
これ、クレナを理解するうえでかなり重要だと思う。
頭を使うことが苦手だからといって、ただのギャグ要員ではない。
むしろ戦闘になれば、剣聖の才能を持つ前衛として頼れる存在になる。
一方で普段は素直で、どこか抜けていて、年相応のかわいらしさもある。
かわいさ、天真爛漫さ、ちょっとした抜け感、戦闘時の頼もしさ。
この4つのどれか一つだけを強調すると、クレナらしさは薄れてしまう。
飯塚さんの芝居は、「剣聖だから格好いいキャラ」に寄せ切らないところがいい。
強くなっていっても、クレナの根っこにはずっとアレンと騎士ごっこを楽しんでいた少女が残っている。
そこがキャラクターの親しみやすさにつながっていると思うんだ。
飯塚麻結本人はクレナをどう捉えている?笑顔と成長がポイント
飯塚麻結さん本人のコメントを見ると、クレナを演じるうえで重要にしているものがかなり見えやすい。
飯塚さんは、幼い頃から「剣聖」の才能を持つ強いクレナについて、アレンとの騎士ごっこを心から楽しんでいるところが好きだという趣旨で語っている。
さらに、仲間と戦いながら剣の腕だけでなく精神面でも成長していくクレナを演じられることへの思いを明かし、笑い声や笑顔にも注目してほしいと伝えている。
僕はこのコメントがかなり重要だと思っている。
「剣聖をどう格好よく演じるか」だけじゃない。
飯塚さんがクレナの中心に置いているのは、楽しそうに笑う少女としての部分なんだ。
クレナは「強いから明るい」わけじゃない
設定だけを読むと、どうしても「剣聖」という言葉が先に目へ入る。
だからクレナを説明する時も、「すごく強い女の子」という話になりやすい。
でもキャラクターとしての順番は、たぶん逆なんだよね。
クレナはまず、明るくて素直で、アレンと遊ぶことを楽しんでいる少女だ。
そこへ剣聖というとんでもない才能が乗っている。
強いから楽しそうなのではなく、もともと楽しそうに生きている少女が、ものすごく強い。
この順番がクレナらしさを作っている。
飯塚さんが「笑顔」や「笑い声」に触れていることも、その核を理解するヒントになる。
もし剣聖らしい強さだけを優先していたら、クレナはもっと凛々しく、重い方向へ寄っていたかもしれない。
でも実際は、強くなってもクレナの明るさが残る。
そこがいいんだ。
第2話は「遊びの剣」が人生の才能へ変わる瞬間
1st Season第2話「鑑定の儀」は、飯塚さんが語るクレナの魅力を考えるうえでも象徴的だ。
それ以前のクレナにとって、アレンとの剣遊びは純粋に楽しいものだった。
ところが「剣聖」と判明した瞬間、その剣は周囲の大人から見ても特別なものになる。
遊び道具だった剣が、社会的な意味を持つ。
才能を知らなかった少女が、才能を背負う少女へ変わるわけだ。
脚本的に面白いのは、ここでクレナ本人が急に深刻になりすぎないこと。
周囲の大人から見れば重大な才能でも、本人の心まで一瞬で大人になるわけじゃない。
このズレがあるから、クレナは「天才キャラ」という設定記号だけにならず、一人の少女として見られる。
飯塚さんの演技にも、この幼さがちゃんと残っている。
強さを見せる場面と、普段の無邪気さを別々の人格として演じるのではなく、同じクレナの延長で見せる。
だから視聴者も「まだこの子は伸びるんだ」と自然に思えるんだよね。
2nd Seasonでもクレナ役は飯塚麻結!学園編でどう成長する?
『ヘルモード』2nd Seasonでも、クレナ役は引き続き飯塚麻結さんが担当している。
2026年7月から物語の舞台はラターシュ王国学園都市へ広がり、アレンたちは新しい仲間と出会いながらダンジョン攻略や武術大会へ進んでいく。
クレナも「アレンの幼馴染み」という立場だけではなく、一人の剣士として何を学び、どう強くなるのかがより重要になっているんだ。
第13話「学園都市へ!」で新しい段階へ
2nd Season第13話「学園都市へ!」では、アレンがクレナ、ドゴラ、セシルと再び合流し、ラターシュ王国学園都市へ向かう。
そこで入学試験に先立って、再び鑑定の儀を受けることになる。
ここ、1st Seasonから見ているとちょっと面白い。
第2話にも「鑑定の儀」があったよね。
5歳のクレナにとって最初の鑑定は、「自分が何者なのか」を知らされる場面だった。
剣聖という才能を発見され、周囲からその力を認識される。
一方、成長したクレナが学園へ進む段階になると、テーマは少し変わる。
もう「才能があるのか?」ではない。
剣聖であることは分かっている。
そこから先の問いは、「その才能をどう使い、どう伸ばすのか?」になる。
同じ鑑定という出来事を使いながら、キャラクターの成長段階が変わっているのが面白いんだ。
そして飯塚さんが1st Seasonから続けて演じているからこそ、幼少期との比較もしやすい。
声を極端に大人っぽくするのではなく、天真爛漫さを残しながら少しだけ落ち着きや頼もしさを足す。
成長演技って、単純に声を低くすれば成立するわけじゃないからね。
むしろ「変わらない部分」が残っているほど、「変わった部分」がよく見える。
クレナの場合、その変わらない核が笑顔や素直さなんだと思う。
第14話「新たな出会い」では自分から強さを求める
2nd Season第14話「新たな出会い」では、「剣聖」の才能を持つドベルグが特別授業の講師として学園を訪れる。
そこでクレナは、ドベルグへスキルの使い方を質問する。
この場面、派手な設定開示ではないけど、クレナの成長を考えるとかなり大きい。
幼い頃のクレナは、周囲から才能を発見された少女だった。
剣聖と分かり、騎士団長からその力を試される。
つまり基本的には「才能を見つけてもらう側」だったんだ。
ところが第14話では違う。
自分から強くなる方法を聞きにいく。
「剣聖だから強い」で終わらず、もっと強くなるために学ぼうとする側へ変化している。
ここは『ヘルモード』という作品全体とも相性がいい。
主人公アレンも、能力を手に入れた瞬間に全部うまくいくタイプではない。
何度も試して、経験値を積み、条件を検証し、攻略法を考えて強くなっていく。
クレナにも剣聖という強力な才能はある。
でも才能があるだけでは完成しない。
練習し、教わり、戦い、自分の力に変えていく必要がある。
だからクレナの成長は、実はアレンの「やり込み」と別方向から響き合っているんだ。
第16話以降では「剣聖クレナ」が前面へ
第16話「王太子からの誘い」では、ダンジョン攻略を経験したアレンとクレナに対し、学長から学園武術大会への参加が提案される。
その後、第17話では2年生へ進級して新たな仲間とB級ダンジョンに挑み、第18話では学園武術大会の決戦が描かれる。
2026年8月11日時点で、作品公式サイトには第18話までのあらすじが掲載されている。
ここまで進むと、1st Season第2話との違いがかなり分かりやすい。
第2話では、
「クレナには本当に剣聖の才能があるのか?」
と周囲から確認される側だった。
2nd Seasonでは、
「剣聖としてどこまで強くなれるのか?」
を自分自身で追う側へ進んでいる。
言い換えるなら、
才能を発見される少女 → 才能を磨く剣士
という変化だ。
これはクレナのキャラクターアークをかなりシンプルに説明できる軸だと思う。
飯塚さん自身が、クレナの剣技だけではなく精神面での成長にも触れていたことを考えると、2nd Seasonはまさにその変化を声で追えるシーズンなんだ。
2nd Seasonでは仲間が増え、クレナの役割も分かりやすくなる
学園編へ入ると、アレンたちの周囲には新しいキャラクターも増えていく。
回復系統の「僧侶」であるキール役は川島零士さん。
ソフィアローネ役は安野希世乃さん、フォルマール役は緑川光さん、メルル役は富田美憂さんが担当している。
さらに人類最強と呼ばれる勇者ヘルミオス役は櫻井孝宏さん、剣聖ドベルグ役は武虎さん、学園長テオドシール役は三木眞一郎さんだ。
キャラクターが増えると、普通は既存キャラクターの存在感が薄くなる可能性もある。
でもクレナはむしろ分かりやすい。
剣聖という強い個性があるからだ。
前衛で戦う。
剣を学ぶ。
アレンたちとダンジョンへ挑む。
さらに武術大会のような、剣士としての実力が直接問われる舞台にも立つ。
「主人公の幼馴染みだから同行している」ではなく、自分自身の役割で物語に参加できる。
ここは長期的にキャラクターを活躍させるうえで大きな強みだと思う。
ヘルモード2nd Seasonの放送・配信はいつ?
クレナ役の飯塚麻結さんを2nd Seasonで見たい人向けに、放送・配信情報も整理しておこう。
作品公式サイトの案内では、2nd Seasonは2026年7月から放送がスタートしている。
TOKYO MXでは2026年7月3日から毎週金曜25時00分、MBSでは7月4日から毎週土曜27時38分、BS日テレでは7月4日から毎週土曜24時00分、AT-Xでは7月7日から毎週火曜23時30分の放送とされている。
MBSは初回のみ27時08分からだった。
配信についても、すべてのサービスが同じタイミングではない。
最速先行配信はABEMAとdアニメストアで、7月3日から毎週金曜25時30分。
一方、U-NEXTやアニメ放題などは2次先行配信として、7月6日から毎週月曜25時30分より順次配信となっている。
ここは検索すると情報が混ざりやすいポイントなんだよね。
「U-NEXTでも見られる」は正しくても、「ABEMAやdアニメストアと同時に最速配信」と書いてしまうと意味が違ってくる。
放送や配信スケジュールは特番などで変更される場合もあるため、実際に視聴する時には作品公式サイトや各配信サービス側の最新表示も確認してほしい。
なぜ飯塚麻結の声はクレナに合う?演技から考察
ここからは僕個人の考察になるけど、飯塚麻結さんがクレナ役に合っている最大の理由は、強さより先に「楽しさ」が伝わる芝居になっていることだと思う。
クレナの設定だけ読むと、一番強い言葉は「剣聖」だ。
どうしても凛々しい剣士、圧倒的な天才、強力な前衛キャラというイメージが先に立つ。
でも飯塚さん本人が大切にしているのは、アレンとの騎士ごっこを楽しむクレナや、笑い声、笑顔だ。
僕はこの視点が、クレナというキャラクターをすごく自然にしていると思う。
完成された最強キャラにしないことが重要
クレナは剣聖だけど、最初から完成された英雄じゃない。
5歳ですでに大人顔負けの力があったとしても、その後さらに学ぶ必要がある。
だから演技も、最初から完成させすぎないほうがいい。
重厚で落ち着いた声に寄せれば、確かに強そうには聞こえる。
でもそれでは、アレンと無邪気に遊んでいる少女の面影がなくなってしまう。
必要なのは、
「この子、普通じゃないくらい強いな」
と感じさせつつ、
「でもまだ子どもなんだよな」
とも思わせること。
飯塚さんのクレナには、この成長前の余白がある。
そしてその余白があるから、第14話でドベルグへ質問した時に「もっと学びたい」という姿勢が自然に見える。
第16話以降、武術大会へ進んでも「すでに完成したキャラクターが無双する」だけにはならない。
成長の途中にいるからこそ、次にどうなるかを見たくなるんだ。
田村睦心のアレンと並ぶことで反応の違いが見える
アレン役の田村睦心さんとの掛け合いも、クレナの個性をより見えやすくしている。
アレンは考える。
クレナは感じる。
アレンは状況を分析してから動く。
クレナは感情がすぐ反応へ出る。
この違いは、キャラクター設定だけでなく声のテンポにも表れる。
僕は脚本を見る時、キャラクターごとの「反応速度」をかなり気にする。
同じ質問をされた時に、誰がすぐ答えて、誰が一拍置くのか。
誰が言葉を選び、誰が思ったまま口にするのか。
この小さな差が積み重なると、視聴者は名前を見なくても「あ、この返しはこのキャラらしい」と感じるようになる。
クレナはその反応が分かりやすい。
だから飯塚さんの弾むような台詞回しが、慎重に考えるアレンの芝居と並んだ時にさらに活きる。
どちらか一方だけでは作れない関係性なんだよね。
クレナはゲーム的な世界へ「人の体温」を戻す
ここが僕としては一番面白いところ。
『ヘルモード』は、かなりゲーム的な発想を持った作品だ。
主人公アレンは前世でゲームをやり込んでいた人物で、「ヘルモード」という高難易度の世界すら楽しみながら攻略していく。
召喚能力を調べる。
経験値を稼ぐ。
効率を考える。
条件を検証する。
攻略法を組み立てる。
このゲーム的な思考こそ作品の大きな魅力だ。
ただし、もし登場人物全員が効率や能力値だけを考えていたら、異世界そのものが巨大なゲーム画面のように感じられてしまうかもしれない。
そこでクレナが効いてくる。
クレナは経験値効率のためにアレンと遊んでいたわけじゃない。
幼馴染みだから遊ぶ。
剣が好きだから振る。
嬉しければ笑う。
強くなりたいから学ぶ。
仲間だから一緒に進む。
アレンにとって世界には「攻略対象」という側面があるけど、クレナにとっては最初から自分が生きている日常なんだ。
僕は、クレナが笑うことで『ヘルモード』の世界に人の体温が戻ってくると感じている。
数値や攻略効率だけではなく、
「この友達と一緒にいたい」
「この仲間を守りたい」
「みんなで先へ進みたい」
と思わせるものが生まれる。
だから飯塚さんがクレナの「笑い声」や「笑顔」を大切にしているという話は、単にキャラクターを明るく見せるだけではないと思うんだ。
クレナが楽しそうにしているほど、アレンが攻略している世界は「ゲーム盤」ではなく「大切な人たちが生きている世界」に変わる。
もちろん、これは公式設定として明言されているものではなく僕自身の解釈だ。
ただ、ゲーム的なシステムを前面に出す異世界作品だからこそ、人間らしい感情をストレートに見せるクレナの存在には大きな意味があると考えている。
「笑顔」と「成長」が一本につながっている
飯塚さんの本人コメントと物語の流れを重ねると、クレナには大きく二つの軸がある。
一つは笑顔。
もう一つは成長だ。
一見すると別の要素に見える。
でも実際はつながっている。
クレナは成長して強くなっても、別人になるわけじゃない。
5歳の頃にアレンとの騎士ごっこを楽しんでいた気持ちを残したまま、大きくなっていく。
だから理想的な成長は、「幼いクレナを消すこと」ではない。
昔から持っている明るさの上に、経験と頼もしさを重ねることなんだ。
これは声優の芝居としても難しい。
成長を分かりやすく見せようとして急に声質を変えると、不自然になる。
逆にまったく変化がないと、時間が経過した感じが薄い。
飯塚さんが同じ役を1st Seasonから2nd Seasonまで続けているからこそ、声色そのものよりも話す勢い、迷いの少なさ、仲間との距離感といった細部で変化を楽しめる。
僕としては、ここがクレナ役を長期で追う一番の面白さだと思っているよ。
ヘルモードのクレナ役・飯塚麻結についてまとめ
『ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~』で、クレナ役を担当している声優は飯塚麻結さんだ。
飯塚さんは1996年4月15日生まれ、埼玉県出身、O型。
『CUE!』恵庭あいり、『Tokyo 7th シスターズ』荒木レナ、『セブンスコード』アリセ、『ラストピリオド – 終わりなき螺旋の物語 –』ワルキューレ、『ワールドフリッパー』フィーニなどを担当し、DIALOGUE+のメンバーとして音楽活動にも参加している。
『ヘルモード』では1st Seasonからクレナを担当し、2026年7月開始の2nd Seasonでも続投。
クレナはアレンの幼馴染みで、天真爛漫な性格をした少女だ。
1st Season第2話「鑑定の儀」で「剣聖」の才能が判明し、騎士団長ゼノフとの真剣を使った試合へ挑む。
ここではまだ「才能を発見された少女」だった。
しかし2nd Seasonへ進むと状況が変わる。
第13話「学園都市へ!」で新しい舞台へ進み、第14話「新たな出会い」では剣聖ドベルグへスキルの使い方を質問する。
さらに第16話「王太子からの誘い」では学園武術大会への参加を提案され、クレナはより本格的に「自分の才能を磨く剣士」へ進んでいく。
この流れを整理すると、
才能を見つけられる少女から、自分で才能を育てる剣士へ。
それがクレナの成長なんだ。
そして飯塚麻結さん本人も、クレナについて剣の腕だけでなく精神面でも成長していくキャラクターとして捉え、その姿を演じることへの思いを語っている。
とくに大切にしているのが、クレナの笑い声と笑顔。
僕はここがクレナ役の一番重要なところだと思う。
剣聖だから格好いい。
強いから頼もしい。
もちろんそれもクレナの魅力だ。
でも、その下にはいつもアレンと騎士ごっこをしていた明るい少女がいる。
飯塚さんのクレナは、その部分を消さない。
だから5歳の頃から成長しても「あのクレナが大きくなったんだ」と感じられる。
もし「ヘルモードのクレナの声優は誰?」と調べてこの記事へ来たなら、答えは飯塚麻結さんと覚えておけばOK。
さらに演技まで楽しみたいなら、1st Season第2話と2nd Season第13話以降を見比べてみてほしい。
同じ「剣聖クレナ」でも、才能を知らされた頃と、自分から強くなろうと学び始めた頃では見え方が違う。
その一方で、笑った時の明るさやアレンへの素直な反応には、昔から変わらないクレナらしさが残っている。
変わったところと、変わらないところ。
その両方を声で追えることが、飯塚麻結さんが同じ役を演じ続ける面白さなんだと思うよ。
よくある質問
ヘルモードのクレナの声優は誰?
クレナの声優は飯塚麻結(いいづか まゆ)さんだ。
1st Seasonからクレナ役を担当し、2026年7月開始の2nd Seasonでも続投している。
飯塚麻結はほかに何のキャラクターを演じている?
公式プロフィールでは、『CUE!』恵庭あいり、『Tokyo 7th シスターズ』荒木レナ、『セブンスコード』アリセ、『ラストピリオド – 終わりなき螺旋の物語 –』ワルキューレ、『ワールドフリッパー』フィーニなどの出演歴が掲載されている。
また、声優ユニットDIALOGUE+のメンバーとしても活動している。
ヘルモード2nd Seasonはいつ放送・配信されている?
TOKYO MXでは2026年7月3日から毎週金曜25時00分、MBSでは7月4日から毎週土曜27時38分、BS日テレでは毎週土曜24時00分、AT-Xでは7月7日から毎週火曜23時30分に放送されている。
最速先行配信はABEMAとdアニメストアで毎週金曜25時30分。U-NEXTやアニメ放題などは7月6日から毎週月曜25時30分より順次配信となっている。放送・配信日時は変更される場合があるため、視聴時は作品公式サイトや各サービスの最新表示も確認してね。
神崎 悠真(かんざき ゆうま)
アニメ批評家|脚本研究家|ファンマーケター



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