『正反対な君と僕』第1期は原作4巻終盤まで、第2期は原作最終話まで描くことが公式発表されている。
2026年9月17日時点では第23話「居場所」まで放送済みで、物語はすでに原作最終8巻の領域。残る第24話・第25話で完結まで描かれることになる。
ここ、以前は「第2期で最終8巻まで行く可能性が高い」と予想ベースで語られることもあったんだけど、今はもう予想じゃない。
アニメ公式サイトが2026年7月11日に公開したイベントレポートで、鈴木役の鈴代紗弓さんから「第2期は原作の最後まで描く」ことが正式に発表されている。つまり検索で一番気になる「アニメは漫画の最後までやる?」への答えは、はっきりYESだ。
一方で、「第24話は漫画第何話?」「第25話=原作第65話なの?」というアニメ各話と漫画各話の厳密な1対1対応までは公式発表されていない。
この記事では、この「公式確定」と「対応から判断できる目安」を混ぜずに整理していくよ。
『正反対な君と僕』アニメは漫画どこまで?第2期は最終話まで公式確定
まず全体像を一気に整理しよう。
阿賀沢紅茶先生による原作『正反対な君と僕』は完結済みで、コミックスは全8巻。少年ジャンプ+では2024年11月25日に第65話「正反対な君と僕」が公開され、これが連載の最終話となった。最終8巻は2025年3月4日に発売されている。
アニメ第1期は2026年1月から3月まで放送された全12話。
第2期は2026年7月5日の第13話「クリスマスイヴ」から始まり、9月17日時点では第23話「居場所」まで放送されている。第4巻Blu-rayの公式商品情報には第19話から第25話を収録すると明記されているため、テレビシリーズ全体が通算25話まで続くことも確認できる。
そして何より重要なのが、2026年7月11日にアニメ公式サイトで公開された「13話先行上映会&みんな大集合トークイベント」のオフィシャルレポートだ。
イベント自体は6月19日に東京・ニッショーホールで開催され、鈴代紗弓さん、坂田将吾さん、谷口夢奈さん、平林瑚夏さん、岩田アンジさん、島袋美由利さん、加藤渉さん、大森こころさん、楠木ともりさんというメインキャスト9名が登壇。
そのイベントの締めくくりで、鈴代さんから第2期では原作の最後まで描くことが初出し情報として発表された。
だから2026年9月17日現在の整理は、こうなる。
視聴地点 原作漫画の目安 話数の目安 現在わかっていること
第1期・第1〜12話 1〜4巻 第1〜31話付近 4巻終盤まで進行
第2期開始・第13話 5巻 第32話以降 「クリスマスイヴ」編へ
第20話「この先」 7巻 第54話周辺 原作第54話と同名
第22話「想いと選択」 8巻 第59話以降の領域 8巻の主要展開へ到達
第23話「居場所」 8巻 原作終盤 9月13日放送済み
第2期最終地点 最終8巻 第65話まで 原作完結までアニメ化が公式確定
この表で一番覚えておきたいのは、「原作最後まで描くこと」と「各アニメ話が漫画の何話に当たるか」は別問題だということ。
前者は公式発表済み。
後者は、アニメが複数の原作エピソードを1話へまとめたり、場面の順番を調整したりするため、「アニメ第23話=漫画第○話」と完全なイコールで置けない部分がある。
ここを区別すると、「どこまでアニメ化するの?」と「続きは漫画のどこから読めばいいの?」の両方がかなりスッキリするよ。
アニメ第1期は漫画何巻・何話まで?4巻第31話付近が目安
『正反対な君と僕』アニメ第1期は、原作4巻終盤・第31話付近までと考えるのが一番実用的だ。
原作4巻には、第23話「意識」から第31話「背伸びデート?」までが収録されている。
途中には第25〜28話の修学旅行編、第29話「ほいっぽ」、第30話「青信号」があり、第31話「背伸びデート?」で4巻が締めくくられる。集英社公式の目次でもこの構成が確認できる。
一方、アニメ第12話のタイトルは「ほいっぽ」。
ただし、タイトルが原作第29話と同じだからといって、アニメ第12話が漫画第29話だけを映像化しているわけじゃない。
第12話では季節が進み、山田と西の距離が縮まっていく様子や、東と平の関係、そして鈴木と谷の横浜デートまで描かれている。配信サービスの公式エピソード紹介でも、鈴木と谷が横浜デートへ出かける内容が案内されている。
つまりアニメ第12話は、原作4巻後半をまとめながら第31話付近まで進めた最終回と見るのが自然なんだ。
だから「第1期を全部見た。続きだけ漫画で読みたい」という人なら、5巻から読み始めればOK。
原作5巻は第32話「ファスト交流」から第40話「初詣」までを収録しているので、4巻終盤まで進んだ第1期からそのまま次の季節へ入れる。
ただ、僕個人としては4巻の後半から少し重ねて読むのもかなりおすすめ。
これは「アニメがカットだらけだから」という意味じゃないよ。
むしろ『正反対な君と僕』は、アニメと漫画で感情の見え方が変わるタイプの作品だからだ。
アニメには声がある。
鈴木が強がりながら喋るテンポ、谷が一度考えてから答える間、西の緊張、山田の勢い、平の気まずそうな声色、東の言葉にしきれない感情。
こういうものは映像と音で一気に伝わってくる。
一方で漫画には、コマとコマのあいだに読者自身が感情を補う余白がある。
だから同じ出来事を読んでも、「この沈黙って、こんな気持ちだったのか」とアニメとは違う角度から発見できるんだよね。
第1期の構造を脚本的に見ると、この4巻終盤という到達点もかなり面白い。
物語のスタートでは、鈴木と谷が圧倒的な中心にいる。
周囲の目を気にしてしまう明るい鈴木と、物静かだけど自分の意見を言える谷。
表面的にはタイトル通りの「正反対」だ。
ところがこの作品、二人が付き合うまでを最終目標にはしていない。
むしろ本番は付き合ってから。
自分と違う考え方を持つ相手と、どう話すのか。
自分の不安をどこまで相手へ伝えるのか。
「分かってくれるはず」と決めつけず、どう確認するのか。
そこを何度も丁寧にやる。
そして第1期後半になると、鈴木と谷だけだった物語の重心が、山田と西、平と東へ少しずつ分散していく。
僕はここが第1期の重要なポイントだと思ってる。
4巻終盤は「鈴木と谷の物語が一段落した場所」であると同時に、「群像劇としての『正反対な君と僕』が本格的に始まる場所」でもある。
だから5巻から第2期へ入る構成がすごく自然なんだ。
第2期は漫画どこからどこまで?5巻から最終8巻・第65話まで
アニメ第2期は、原作5巻の冬から始まり、最終8巻・第65話の完結まで描くことが公式に決まっている。
第13話のタイトルは「クリスマスイヴ」。
原作5巻にも第34話「クリスマスイヴ」が収録されており、集英社公式の5巻紹介でも、鈴木と谷が二人で迎える初めてのクリスマスや、山田が西への告白について考え始める展開が紹介されている。
アニメ公式の第13話紹介でも、鈴木と谷が初めて二人で迎えるクリスマスイブにケーキ作りデートをする内容が公開された。
つまり「第1期後は5巻から」というのは、単純に巻数を区切っているわけじゃない。
第2期のスタート地点そのものが原作5巻の主要エピソードと明確に接続しているんだ。
そこから第2期では、冬休み、年末年始、新学期、バレンタイン、春、新年度、受験と、時間がどんどん進んでいく。
原作6巻は第41〜49話。
集英社公式では、お互いへの好意を自覚していながら告白のタイミングを逃す山田と西が大きく扱われている。第46話「バレンタインデー♪」、第48話「3月」など、季節の進行もかなり分かりやすい。
そして原作7巻は第50〜58話。
鈴木の誕生日、花見、クラス替え、新学期、受験への不安、そして平と東の揺れる関係が重なっていく。第54話のタイトルは「この先」だ。
原作8巻は第59話「部屋と秋湿り」から始まり、第60話「意思の場所」、第61話「よりどころ」、第62話「気晴らし」、第63話「処理落ち」、第64話「スタートライン」、そして最終話「正反対な君と僕」へ続く。少年ジャンプ+ではその最終話が第65話として2024年11月25日に公開された。
ここで第1期と第2期の違いが、かなりハッキリ見えてくる。
第1期は「相手を知る」話だった。
第2期は「相手を知ったうえで、自分の人生をどう選ぶか」という話になっている。
この変化、かなり重要なんだ。
恋愛ものって、「好きになる→告白する→付き合う」を最大の山場に置く作品が多い。
もちろんそれも面白い。
でも『正反対な君と僕』は、鈴木と谷を比較的早い段階で恋人にすることで、その先へ踏み込んだ。
好きだから全部同じになるわけじゃない。
付き合ったから不安が消えるわけでもない。
将来まで同じ道を選ぶ義務もない。
この現実的なテーマが、第2期で一気に前へ出てくる。
その横では、山田と西が鈴木と谷とは違う速度で距離を縮めている。
さらに平と東は、そもそも自分の感情をどう定義すればいいのかという地点で悩む。
三組とも恋愛をしているのに、誰一人として同じ順番では進まない。
僕はこれが『正反対な君と僕』を単なるカップルものではなく、強い群像劇にしている部分だと思う。
正反対なのは鈴木と谷だけじゃない。
人と仲良くなる速度。
好意を自覚する速度。
言葉にする速度。
将来を決める速度。
みんなが少しずつ違う。
タイトルの意味が、物語後半になるほど二人だけではなくクラス全体へ広がっていくんだよね。
第20〜23話は漫画何巻?第20話は7巻、第22話から8巻領域へ
2026年9月17日時点で放送済みの最新話は、第23話「居場所」。
では現在、漫画ではどの位置まで来ているのか。
ここは「アニメ1話=漫画1話」と無理に決めず、確認できる強い対応点から見たほうが正確だ。
まず大きな目印が第20話「この先」。
原作7巻には、まったく同じタイトルの第54話「この先」が収録されている。集英社公式の目次でも、第7巻が第50〜58話で構成され、第54話が「この先」であることを確認できる。
だから少なくともアニメ第20話の時点では、原作7巻中盤以降へ進んでいると判断できる。
ただし注意したいのは、「アニメ第20話=漫画第54話のみ」という意味ではないこと。
テレビアニメは約24分の1話の中へ、複数の原作話から場面を取り込むことがある。
特に『正反対な君と僕』は、鈴木と谷、山田と西、平と東という複数の人間関係を並行して見せる作品だ。
原作では別々の話に置かれていた出来事でも、アニメではテーマを揃えるため同じエピソードへまとめることができる。
だから「第54話周辺」という言い方がいちばん誠実なんだよね。
さらに決定的なのが第22話「想いと選択」。
この回では、受験が迫る中で勉強会をする鈴木と谷の進路問題が大きく動く。
鈴木は谷の迷いに気づき、「自分が彼の選択を邪魔しているのではないか」と考えてしまう。
そして原作8巻の集英社公式紹介にも、谷の家で勉強していた鈴木が、谷の志望校とは別の大学の過去問を見つけ、自分が彼の選択肢を狭めているのではと悩む流れが明記されている。
つまり、アニメ第22話の時点で原作最終8巻の主要エピソードへ入っている。
ここはかなり強い対応点だ。
そして9月13日に放送された第23話「居場所」。
公開されたあらすじでは、東が平への恋心を自覚しながらも関係を壊さないよう距離を保つ一方、鈴木は受験勉強に打ち込む谷が無理をしているように見えて心配する展開が示されている。
第22話ですでに8巻の進路問題へ入っている以上、第23話も当然、原作最終盤の流れを再構成していると考えられる。
ここまで来ると、「第23話の続きを漫画で読みたい場合は何巻?」という質問への答えもかなり明快。
最短なら8巻だ。
ただし「アニメでまだ描かれていない場面だけをピンポイントで読みたい」という読み方には少し注意が必要。
8巻は第59話から最終話までの一続きの物語で、アニメ側ではその要素を再配置している可能性がある。
だから第23話終了地点と漫画のページを完全に一致させるより、8巻の最初から読むほうが混乱しにくい。
さらにアニメ第20話あたりからの感情の積み上げまで比較したいなら、7巻後半、第54話「この先」周辺から読み直すのがいい。
この読み方をすると、「アニメはどの場面を一緒にまとめたのか」「漫画では誰の感情を先に見せていたのか」が分かって、映像化そのものを楽しめる。
第2期が原作最終話まで描く意味は?「予想」ではなく構成を考察
ここからは公式情報ではなく、僕なりの脚本面からの考察。
第2期が原作の最後まで描くこと自体はもう確定している。
だから今考えるべきなのは「最後までやるのか?」ではなく、なぜこの作品は第25話までで最後まで描く構成がしっくりくるのかだと思う。
アニメ公式が2026年7月11日に公開したイベントレポートでは、鈴代紗弓さんから原作最後まで描くことが発表された。Blu-ray第4巻は第19〜25話収録なので、少なくともテレビシリーズは通算第25話まで用意されている。
つまり残る第24話と第25話には、「続編のために大きな謎を残す」ことより、これまでの人間関係をどう着地させるかが求められる。
僕はここで、第1話から続いてきた鈴木のテーマがものすごく効いてくると思ってる。
序盤の鈴木は、とにかく周囲を気にする。
自分はこうしたい。
でも周りから変だと思われないか。
相手は嫌じゃないか。
空気を壊していないか。
頭の中でいろんな人の視線をシミュレーションして、自分の行動を決めてしまうところがある。
そこへ現れたのが谷だ。
谷は鈴木ほど周囲の空気に引っ張られず、自分がどう考えているのかを言葉にできる。
だから最初は、二人の違いそのものが恋愛の魅力になっていた。
ところが原作終盤になると、その「相手を気にする」という鈴木の性質が、もっと大きな問題として戻ってくる。
大学進学だ。
谷には谷の人生がある。
鈴木には鈴木の人生がある。
好きだから近くへ行ってほしい。
でも、自分の存在が谷の進路を狭めていたらどうしよう。
この葛藤って、第1話から見てきた鈴木の性格をそのまま巨大化させたものなんだよね。
恋愛作品の最終試験として、かなりよくできている。
最初は「クラスのみんなからどう見えるか」だった。
最後は「自分が大切な人の人生を縛っていないか」になる。
悩みのスケールは違うけれど、根っこは同じ。
だから終盤だけ急に進路漫画へ変わったわけじゃない。
むしろ最初から描いてきた鈴木のテーマを、進路という逃げられない現実にぶつけている。
谷も同じだ。
彼は自分の意見を比較的はっきり持てる人として登場した。
でも「自分の希望」と「恋人との未来」が別方向を向いたとき、それでも簡単に答えを出せるのか。
ここで初めて、谷自身も迷う。
この構造がいいんだ。
鈴木だけが谷から学んで終わる話じゃない。
谷だって鈴木との関係によって、自分一人なら経験しなかった迷いに出会う。
「正反対な二人の片方が、もう片方に正解を教える物語」ではない。
お互いに相手と関わったことで、自分一人では見えなかった問題にぶつかる。
だから対等なんだよね。
そして山田と西も、平と東も、同じテーマを別の形で背負っている。
山田と西は、「好き」という気持ちを持ってから言葉にするまでの速度が違う。
平と東は、もっと複雑だ。
自分の気持ちそのものを理解するところから時間がかかる。
平の場合は自己評価の低さもあって、「相手が自分を特別に思っている」という可能性を受け取ること自体が難しい。
東も、自分の気持ちに気づいたからといって、相手の状態を無視して突っ走るわけじゃない。
その二人が第23話「居場所」まで来た。
ここで重要なのは、恋愛作品によくある「告白した/しなかった」という結果だけじゃないと思う。
自分の気持ちをどう扱うか。
相手の気持ちを勝手に決めないこと。
関係にすぐ名前をつけられなくても、その関係を大切にできること。
この作品は一貫して、そういう人と人の境界線を描いている。
だから僕は、第2期で原作最後まで描くという公式発表を聞いて、単に「完結まで見られてよかった」とは思わなかった。
もっと大きいのは、アニメ第1期と第2期で一つのテーマを最初から最後まで通して見せられることだと思う。
第1期は、違う相手を知る。
第2期は、違う相手を尊重したまま自分の未来を決める。
付き合うことがゴールじゃない。
同じ人間になることもゴールじゃない。
違うまま一緒にいる方法を探す。
そこまで描き切って初めて、『正反対な君と僕』というタイトルが一番深いところまで届くんじゃないかな。
アニメの続きから漫画を読むなら何巻?第12話後は5巻、第23話後は8巻
では最後に、実際に漫画を読みたい人向けに整理しよう。
第1期第12話まで見たなら5巻から。第23話まで見たなら8巻から。
これが一番シンプルな答えだ。
第1期終了後については、4巻が第31話「背伸びデート?」まで、5巻が第32話「ファスト交流」から始まる。だからストーリーの先だけ読みたいなら5巻へ進めばいい。
第2期を漫画でも最初から追い直したいなら、やはり5巻。
第13話「クリスマスイヴ」に対応する冬のエピソードから、山田と西、平と東の物語が本格的に加速していく。
第20話前後からアニメと原作を比較したいなら、7巻の第54話「この先」周辺が強い目印になる。
そして第23話まで視聴して、残りの結末をすぐ知りたいなら8巻。
8巻は第59話から最終話までを収録しているので、途中の重なりが多少あっても最終局面を丸ごと読める。
「重複部分は一切読みたくない」という人ほど、実は注意したほうがいい。
アニメと漫画は完全な1対1変換じゃないからだ。
アニメ第22話で原作8巻の大きな要素へ入ったからといって、「漫画第○話の途中から読めば完全に続きになる」とは限らない。
僕なら第23話後に読む場合でも、8巻の第59話から読む。
数話ぶん重なったとしても、そのほうが人物の感情がどう連続しているのかを原作側の順番で確認できるから。
そもそも『正反対な君と僕』は、結末だけ先に知れば魅力を全部回収できる漫画ではない。
「誰と誰が付き合った」
「どこの大学へ行った」
「最終的にどうなった」
そういう結果だけ抜き出すと、かなりシンプルに見える。
でも本当に面白いのは、その答えへ行く途中なんだよね。
なぜ鈴木はあの言い方をしたのか。
なぜ谷はすぐ答えられなかったのか。
なぜ西は一歩を踏み出すまで時間が必要だったのか。
なぜ平は好意を素直に信じられないのか。
なぜ東は相手を急かさなかったのか。
そういう小さな選択の積み重ねが、最後に効いてくる。
脚本を長く見ていると、派手な伏線回収ばかりに目が行きがちなんだけど、この作品の伏線はもっと日常的だと思う。
たとえば「この人なら、こういう場面でこう考えてしまう」という性格そのもの。
キャラクターの考え方を何十話もかけて積み上げるから、終盤で一つの選択をしたときに「ああ、この人ならそうするよな」と納得できる。
これは情報としての伏線というより、感情の伏線と呼びたくなる作りだ。
だから原作を読むなら、ほんの少し手前から読む価値がある。
特に7巻から8巻は、恋愛と進路が完全に一つのテーマへ合流していく区間。
最終話をより深く味わいたいなら、この流れは飛ばさないほうが面白いよ。
まとめ|『正反対な君と僕』第2期は漫画最終話までアニメ化が公式確定
『正反対な君と僕』のアニメが漫画のどこまで進むのかを整理すると、第1期は原作4巻・第31話付近まで、第2期は5巻から最終8巻・第65話の完結地点までという形になる。
ここで以前との最大の違いは、「第2期で原作最終話まで行く」という点がもう予想ではないこと。
2026年7月11日にアニメ公式サイトで公開されたイベントレポートで、鈴木役の鈴代紗弓さんから、第2期では原作最後まで描くことが正式に発表されている。
また、公式Blu-ray第4巻には第19〜25話を収録すると記載されているため、アニメが通算第25話まで続くことも確認できる。
2026年9月17日時点では第23話「居場所」まで放送済み。
原作対応では、第20話「この先」と原作7巻第54話「この先」が同名という強い目印があり、第22話では最終8巻の公式あらすじにもある、鈴木と谷の進路をめぐる重要な展開へ到達した。
だから今の検索意図に対する答えは、かなりシンプルだ。
第1期の続きを漫画で読むなら5巻。
第23話の続きを最短で読むなら8巻。
そしてアニメ第2期は、原作の最後まで描くことが公式に決まっている。
残るポイントは「完結まで行くかどうか」ではない。
第24話、第25話の2話を使って、原作終盤の感情をアニメがどう着地させるのかだ。
僕が特に注目したいのは、出来事の消化速度より「間」。
『正反対な君と僕』は、誰かが大声で正解を叫んで全部解決する作品じゃない。
話す。
考える。
言えなくなる。
少し待つ。
相手の話を聞く。
そして、また話す。
その小さな往復で人間関係が変わってきた。
漫画ならコマと余白で作られたその時間を、アニメなら表情、声、呼吸、視線、沈黙、音楽で表現できる。
原作の最後まで描くと公式に約束された今だからこそ、最終2話で注目したいのは「何話分進むのか」だけじゃない。
正反対な人間同士が、最後まで違うまま相手を尊重する姿を、アニメ版がどう映像として残すのか。
そこが、このアニメ化の締めくくりで一番楽しみなところだ。
よくある質問
『正反対な君と僕』アニメ第1期は漫画何巻・何話まで?
第1期は全12話で、原作4巻終盤・第31話付近までが目安。
原作4巻は第23話から第31話までを収録しており、アニメ第12話では横浜デートなど4巻終盤の内容まで描かれている。続きから漫画を読みたいなら5巻から始めるとつながりやすい。
『正反対な君と僕』アニメ第2期は漫画最終回まで描く?
描くことが公式発表済み。
2026年7月11日にアニメ公式サイトで公開されたイベントレポートで、鈴木役の鈴代紗弓さんから第2期は原作最後まで描くと発表された。したがって「最終回まで行く可能性が高い」という予想段階ではない。
原作は全8巻で、第65話「正反対な君と僕」が2024年11月25日に少年ジャンプ+で公開された最終話となっている。
アニメ第23話「居場所」の続きを漫画で読むなら何巻から?
最短なら原作8巻からがおすすめ。
第22話の時点ですでに8巻公式あらすじと重なる鈴木と谷の進路問題へ入っており、第23話も原作終盤の領域にある。厳密なアニメ各話と漫画各話の1対1対応は公式発表されていないため、8巻の第59話から読むのが分かりやすい。
第20話以降の感情の流れやアニメとの構成差まで比較したいなら、7巻第54話「この先」周辺から読むとより楽しめる。
執筆:神崎 悠真(アニメ批評家|脚本研究家|ファンマーケター)



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